奥野修司
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奥野修司ノンフィクション作家

大阪府出身のノンフィクション作家。2006年、「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。著書に「ねじれた絆」「魂でもいいから、そばにいて」などがある。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「怖い中国食品、不気味なアメリカ食品」(講談社文庫)も。

国産鶏肉の59%から耐性菌検出 高齢者が感染すると死亡も

公開日:

 こんな耐性菌に、私たちは日常的に食べる鶏肉からも感染しているというのである。

 鶏肉は食べる前に加熱するから大丈夫という声もある。果たしてそうだろうか。たとえば「交差汚染」といって、生の鶏肉に触った手を、簡単に水洗いしただけで野菜などを触ることはよくある。あるいは、鶏肉を切ったまな板を消毒しないでレタスやトマトなどを切ることもある。こういった調理法で、簡単に鶏肉の耐性菌に感染してしまうのである。

 耐性菌は鶏の糞に含まれるから、鶏糞も怖い。鶏糞は畑の肥料としてよく使われるが、十分に発酵させたものならともかく、そうでなければ鶏糞に耐性菌が含まれているはずである。それが畑にまかれ、野菜に付着する。知らずに生で食べれば口に入ることは十分に考えられるだろう。

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