棋士・木村一基王位「中高年の星」が明かす限界突破の手筋

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  ――リスキーで損な指し方との指摘もあるし、実際きついのでは?

 負けが見えていながら、それでも目を覆うような手を指して粘るようなときは正直つらい。でも、それでも指し続ける気持ちをなくしてしまったら、きっと坂道を転げ落ちるかのように駄目になっていくんだろうと思うのです。ですので、たとえ圧倒的不利なときも、全力で踏ん張る。負けが分かっていても簡単に投了するのではなく、負かしにくい相手だという印象を相手に残すことはできます。

■敗北や逆境のときも爪痕を残す

  ――勝負師の道を選んで後悔したり、もうやめようと思ったことは?

 もともと好きな道で、自分で選んだ道ですからね。将棋は幼稚園のときに近所の友達に教わって、最初は母に相手になってもらったりしたのですが、それでは飽きたらず、小2で師匠(故・佐瀬勇次名誉九段)のところに通いはじめ、プロを目指しました。それが唯一の夢でした。厳しい世界でしたけれど、将棋が面白くて仕方なかったあのときの気持ちは今も変わらないつもりです。好不調の波はありますけど、どんなに悪いときも、いつまでも続きはしないと思うようにしています。

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