37歳レス妻の孤独感「恋愛→結婚3年目だけど、夫と心が通じ合わない」

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コクハク

心が通っていないのでは…夫との関係に苦悩する妻

 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷”“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。

【冷酷と激情のあいだ〜女性編~】

 結婚3年目を迎えたものの、夫との生活に幸福や安心感が感じられないと嘆くのは、37歳の夏夜さん(仮名)。ふたりのあいだに子どもはおらず、子づくりも「自然に任せよう」としていたところ、現在はレス状態に陥っていると話します。

「夫とのあいだに、何か決定的な大きな出来事があったというわけではないんです。だけど、結婚して3年になりますが、時間の経過とともに虚しさというか寂しさというか、今のままの夫婦関係でいいのだろうか……という不安のような感情が強くなっています」

 夫であるヒロムさん(仮名)と、心が通い合っていない気がしてならないという夏夜さんは、何度かヒロムさんに対して「夫婦関係を改善しよう?」と話し合いを持ちかけたそう。

 しかし夫は話し合いには応じてくれるものの、“これ”という改善策も見当たらずにずっと虚しさを抱えたままの状況が続いているのことです。

深まる孤独感…私たちだけがおかしいの?

「月に数回は夫婦で食事に行く機会もありますし、表立って喧嘩をすることもないので、表面的には穏やかな結婚生活に見えると思います。実際私も、“結婚生活なんてこんなもんなんだろう。こうやって穏やかな日々を送れることこそが、幸せなんだろう”って自分に言い聞かせてきました。

 だけど、何かが“違う”んです。しっくりこないというか、心が通い合っていないというか。これってどの夫婦も少なからず持っている感情ですか? それとも私たち夫婦には、やっぱり問題があるのでしょうか。

 うちの夫婦に夜の営みがないことも関係しているかもしれませんが、それでも日本はレス夫婦が多いって聞くし、原因はそこじゃない気もしています」

 子どもがいないことも影響してか、結婚3年目を迎えても「ヒロムのことは、やっぱり“他人”なんだなぁと思い知らされる」と悲しそうに話す夏夜さんは、深い孤独感も抱いている様子です。

安心感のない結婚生活は虚しいだけ

 今後、夫が今のままの態度を続けていくのであれば、結婚生活を続けていく自信がないとのこと。現状を打破したい気持ちが強い夏夜さんに対して、夫がこの問題に無関心そうに見えることも不安が大きくなる原因だそうです。

「彼が何を考えているのかが知りたいですね。私が直接尋ねても、のらりくらりとかわされてしまい、核心に迫る答えは出てきません。

 友人にこの話をしてもあまり真剣に捉えてもらえませんが、私には大きな問題です。安心感のない結婚生活を続けていても、虚しいだけですから。

 ヒロムとは恋愛結婚でしたが、交際中はもうちょっと絆というか、心が通っていた気がするんですよね。結婚してからのほうが心の距離を感じるなんて、やっぱりおかしいと思いませんか……?

 夫は、何か私に隠していることがあるんじゃないでしょうか」

 ◇  ◇  ◇

 夏夜さんが、夫のヒロムさんに対して「気持ちが通じ合っていない」と感じている原因とはいったい何なのでしょうか。実はそこには、深い事情が隠されていました。

 次回に続きます。

(並木まき/ライター・エディター)

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