熟年離婚を今から防ぐ方法。子どもありきの夫婦になっていませんか?
熟年離婚の原因
離婚件数のうち、20%〜30%は熟年離婚が占めているということをご存知ですか。子どもが自立したタイミングで、長年連れ添った配偶者とお別れして別々の人生を歩む選択をする夫婦は意外と多いんです。つまり、あなたも数十年後には熟年離婚をしている可能性がまあまあ高い…。
今回は、熟年離婚の原因と、熟年離婚を今から防ぐ方法を紹介します。
熟年離婚の大きなきっかけは子どもの自立。子どもが自分たち夫婦の力がなくても生きていけるようになったタイミングで、「もう親としての責務は果たしたし、自分の人生を歩もう」と熟年離婚に踏み出す夫婦は少なくありません。
熟年離婚に至った理由は、不倫や浮気、金銭トラブル、介護など様々ですが、結論「子どものために夫婦でいただけ」という2人がお別れしがちです。
子どもがいるから夫婦のフリはできていたものの、お互いへの愛情は冷めている状態が続いていたというのが真理でしょう。
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熟年離婚を今から防ぐ方法
年々増えている熟年離婚。「子どもが巣立って行ったタイミングで、旦那をに捨ててやる!」と意気込む女性も多いい一方で、「捨てられたらどうしよう?」と不安になる女性もいるのではないでしょうか。
そんな女性のために熟年離婚を今から防ぐ方法は以下の3つ――。
1. 会話で子どもばかりをネタにしない
まず、夫婦でのコミュニケーションを子ども頼りにしないことが大切です。女性は母親になると、夫そっちのけで子育てに全力投球になる傾向。
母性本能があるので仕方ないことなのですが、子どもにばかりベクトルを向けていると、旦那は「子どもができたら俺のことはどうでもよくなったのかな?」と感じてしまいます。
夫婦間での会話では子どもの話ばかりするのではなく、まだ子どもがいなかったときにしていたようなお互いの話も楽しむように心がけましょう。
2. 夫婦で一緒に楽しめることをする
旅行やスポーツなど、子ども抜きで夫婦で一緒に楽しめる趣味を見つけるのもおすすめ。夫婦一緒に楽しく過ごせると、お互いに「子どもが巣立った後の老後のイメージがしやすくなります。「2人でも楽しく過ごせるな」と老後に希望が持てるように。
旦那に「私が一緒にいるだけで、毎日楽しいよ」という刷り込みをしておけば、子どもが自立してからもあなたのことを大切にしてくれるはずです。
3. 喧嘩をしたときに逃げない
女性は旦那と喧嘩をして不利な状況になると、泣くというやり方でズルしがち。男性は女性の涙に弱いので、それを利用しておけば手っ取り早いという気持ちもわかりますが、これを繰り返していると旦那は「こいつ、いつも非を認めずに俺を悪者にするんだよな」とあなたへの不満を蓄積させていきます。
トラブルがあったときに感情を前面に出して逃げ切ろうとする女性に、男性は私たち女性が思っている以上に嫌悪感を抱いているんだとか。
夫婦喧嘩になったときは涙を使って自分の意見を押し通すのではなく、建設的な話し合いをするように心がけましょう。
お互いに価値観に違いがあって意見が食い違うとしても、「しっかり自分に向き合って話し合いをしてくれる」という事実だけで、男性は妻に対して強い信頼感を抱きます。
熟年離婚は今から防げる
熟年離婚をするということは、子どものために夫婦を演じていたということ。
夫婦間のコミュニケーションを子どもに頼ってばかりいると、子どもありきの夫婦になってしまうのでおすすめしません。
ずっと一緒にいるために、お互いを大切に夫婦でひとつの人生を楽しむ気持ちでいることが大切です。
(恋バナ調査隊/ライター女子部)