「40代は初老」ってガチだったわ…現実を直視する加齢を実感した悲しい瞬間6選

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コクハク

実感する前に…「初老」ってそもそも何歳のこと?

 40代になると、だんだん体の「老い」を実感するようになるもの。さらに追い打ちをかけるようですが、実は40歳を過ぎると「初老」と呼ばれるそうです。
 今回は皆さんが老いを実感した悲しい瞬間をご紹介します。みんなで読めば怖くない! さあ、現実を直視しましょう。

 そもそも「初老」とは、40歳のお祝いを指すことばでした。日本には、還暦や古希などの長寿を祝う習慣がありますが、奈良時代に行われていた最初のお祝いが40歳の「初老」と呼ばれるお祝いだったそうです。

 しかし、平均年齢が伸びた現代では、初老とは一般的に60歳前後と考える人が多いですよね。現代では「40歳が初老」と聞いて、違和感を持つ人もいるはず。

 とはいえ、奈良時代に生きていたとしたら、40代はもう初老だったんだと思うと、複雑な気持ちになります(笑)。

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まだまだ若いと思っていたのに…初老を実感した悲しい瞬間

 初老といわれても、現代に生きる40代はまだまだ見た目も若いですよね。でも、体は確実に老いているのです。初老を実感した悲しい瞬間をみていきましょう。

1. スマホの距離が遠くなった

 40歳を過ぎた頃から、スマホの文字が読みにくくなって、顔から遠ざけて見てしまう人は多いはず。老眼のはじまりですね。年々スマホを見る距離が遠くなっていくと「老いたなぁ」と実感します。

 老眼鏡を購入すればいいのですが、40代前後ではまだプライドが勝ってしまい、目を細めながら必死に画面を見る人も…。

2. 周囲で加齢特有の病気になる人が出てきた

 若い頃でも、風邪インフルエンザなどにかかる友人は身近にいたと思います。でも、40歳を超えてリウマチや緑内障など、加齢に伴う病気を患う人が増えてきた時、老いを実感します…。

 リウマチや緑内障はお年寄りがなる病気だと思っていたのに、一気に危機を身近に感じる瞬間です。

3. 徹夜したらしばらく体調を崩す

 20代の頃は、徹夜をしても翌日少し眠たいくらいですぐに通常の生活に戻れていたはず。ところが、40歳を過ぎて徹夜をするとしばらく体調が戻らないことがあります。

 ちょっとした生活習慣の乱れで、長期間体調を崩してしまう時、「若くはないんだなぁ」と思い知らされるのです。

4. 食事中にむせることが増えた
 食事中にむせやすくなることも、加齢を実感する瞬間ですよね。しかも、ちょっと「ゴホゴホ…」とむせて終わるわけではなく、周囲が本気で心配するほどに「ゲホゲホッ! ゴホゴホゴホゴホ!」と、とても苦しそうなむせ方になってしまいます。

 むせる回数が頻繁になると、いよいよ周囲からはお年寄り扱いされることに…。食事は落ち着いてゆっくり食べるように心がけましょう。

5. 健康診断の結果にC判定が増えた

 会社の健康診断で毎年ほとんどA判定だったのに、40歳を過ぎてからチラホラC判定がついてしまう人は多いでしょう。

 いつまでも健康だと思って無理な生活習慣を続けていると、大きな病気につながりかねません。健康診断の結果を無駄にしないように、健康への意識を高めていきたいものですね。

6. 抜ききれない白髪の量

 ある程度の年齢までは、ちょっと白髪が生えてくると毛抜きで抜いたり、切ったりしていた人は多いでしょう。しかし、ある時点で「100本以上ある…? 抜ききれない!」と絶望する瞬間が訪れます。

 毎月の白髪染めを受け入れるか、流行りのシルバーヘアにしてありのままの姿で生きていくのか…。40歳を過ぎると、悩みは尽きません。

悲しい初老を実感する瞬間は誰にでも訪れる!

 なんだか悲しい記事になってしまいましたが、年齢を重ねることをもっと前向きに考えてみませんか。体からのサインは「もっと自分を大切にして」というメッセージかもしれません。

 40歳を越えたからこそ実感できる幸せもたくさんあるので、明るく自分の人生をまるごと楽しんでいきましょう!


(コクハク編集部)

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