節分にベストな「厄払い花」4種と“今っぽ”なスワッグ。2025年無病息災で生き抜くためのおまじない

公開日: 更新日:
コクハク

無病息災で生き抜くためのおまじない

 今回のテーマは今年1年無病息災で生き抜くためのおまじない、「植物の力を借りて邪気退散! 節分にオススメのお花」の解説です。

【笑う花には福来たる】

 お正月が過ぎ、もうすぐ2月…!? 月日の移ろいが早すぎるのは初老の証か。そして、まもなくやって来る節分は暦の上での本当の新年。そろそろ寺のご住職に2015年のワタクシの運勢をみていただかなければ…。

 というわけで、今年1年無病息災で生き抜くためのおまじないが今回のテーマ、「植物の力を借りて邪気退散! 節分にオススメのお花」の解説です。

2025年の節分は2月2日
 旧暦でいえば、立春はお正月であり、節分は大晦日。新しい年を迎えるにあたり暦を読んで占う場合、春の節分からが新年になります。節分はだいたい2月3日ですが、年回りによって多少異なり、2025年は2月3日が立春、節分は2月2日となります。

【こちらもどうぞ】「旦那死ぬよ!」住職から叱られて以来、大事な“トイレのあれ”。運気アゲアゲ狙うなら「水回り」が狙い目

伝統的な厄払いの花は?

 そもそも季節の節目には鬼(災い)がやって来るのじゃ! と思われていたので、四季の節目(立春、立夏、立秋、立冬)には厄祓い行事が行われておりました。平安時代の宮中にて陰陽師などによる厄祓いの行事「追儺(ついな)」が行われていましたが、それが春の節分にとりわけ盛んになったのは、江戸時代のようですな。

 節分には豆まきが定番ですが、炒った大豆を撒くものだと思いきや、最近は掃除するのがめんどくせぇで、殻付きピーナッツや小袋に入った酒のおつまみを撒いてる方も。何をぶつけても退治できるくらい鬼が弱そうなので安心しております。

 関東でもすっかり定着した恵方巻は、今年の恵方は西南西。そして、忘れてはいけないのは厄払いの花です。伝統的な厄払いの花といえば、焼いたイワシの頭をヒイラギで串刺ししたなかなかにグロイ見ための玄関飾りや、難を転じる「南天」などでございます。

「旦那死ぬ!」物件対策にもヒイラギ

 家相が悪すぎる我が家は都合上、表鬼門に車庫と浄化槽がございます。入居する際にあまりの家相の悪さに「旦那死ぬ!」と言われるぐらい、車庫も浄化槽も家相的には「アンビリ」物件ですので、入居してすぐさま植物の力を借りて表鬼門にヒイラギと南天を植えましたがソッコーで枯れるという縁起が悪いにも程がある事態に…。

 それもこれも考えようによっては、ヒイラギと南天が身代わりになってくれたのね。何事にもポジティブバカなワタクシ、笑顔で過ごすが一番でございます。

節分にオススメ、今っぽな厄払い花4種+α

 最近のオススメは邪気や厄を祓う高いエネルギーを持つお花。節分に邪気を祓うだけでなく侵入をも許さじ! であるのなら、植物の力を借りて玄関から邪気退散をいたしましょう。ヒイラギや南天のほかに玄関に飾るなら、以下のお花をプッシュいたします。

1. 胡蝶蘭

 邪気を祓い、玄関に置けば悪い気の侵入も抑えるとされております。お金持ちのお宅では定番商品、花言葉は「幸せが飛んで来る」。これまたラッキーフラワーこの上なし。

2. 菊
 9月9日の「重陽の節句」にも使われる菊は、古来より中国では邪気を祓うと信じられております。

3. バラ
 トゲがありますからね。邪気払いの力がございます。

4. ユリ

 香り高く、つぼみにもみなぎるエネルギーを持つユリは邪気を祓う力も強く、香りで良い気を呼ぶといわれています。

 そしてさらにオススメは、「ヒイラギを入れたグリーンスワッグを玄関飾りにする」。お正月が終わってお飾りも消えた頃、玄関には若干の寂しさが…ユーカリやハーブなど香りのある枝物やドライ商材とともに、ヒイラギをちょこっと束ねて飾っても素敵です。

 ヒイラギのトゲトゲが玄関先で勝手に邪気退散! ありがたいこっちゃですわ。

 節分に植物の力が鬼を追っ払ってくれますことを…遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

(斑目茂美/開運花師)

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    “かつての名門”武蔵の長期低落の深刻度…学習塾「鉄緑会」の指定校から外れたことも逆風に

  2. 2

    「高額療養費制度」見直しに新たな火種…“がん・難病増税”に等しいのに、国家公務員は「負担上限」据え置きの可能性

  3. 3

    悠仁さまも入学の可能性があった“受験界の王者”筑波大付属駒場の「本当の凄さ」とは?

  4. 4

    「エンゲル係数」43年ぶり高水準の衝撃…故・安倍元首相は「生活スタイルの変化」と持論を展開していた

  5. 5

    早くも見えた石丸伸二氏「再生の道」の“ポンコツ化”…政策への言及なし、新党参加にこれだけのリスク

  1. 6

    論争になった“おじさんパーカ”より「生理的に無理」の声が出たビジネスシーンでのNGアイテムは?

  2. 7

    「千束いせや」の天丼のうまさと店の人たちの情に涙腺が緩んだもうひとつの理由

  3. 8

    一般的なコメが5キロ5000円も…価格高騰で「コメ転がし」マネーゲーム化の動き

  4. 9

    NHK大河ドラマ『べらぼう』で再注目! 千束・吉原を歩く…250年を超えて残る遊郭街の「陰と陽」

  5. 10

    青山学院中等部の“激戦区”参入で立教、明治、法政への影響は? “オール青学”の結束も追い風に

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  2. 2

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…

  3. 3

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    元フジテレビ長谷川豊アナが“おすぎ上納”告白で実名…佐々木恭子アナは災難か自業自得か

  1. 6

    「まつもtoなかい」長渕剛"神回"が話題に…「仕事と愛どっち取る?」の恋愛トーク!

  2. 7

    生島ヒロシ降板騒動は起こるべくして起きた!コンプラ違反が当たり前…大物司会者のヤバイ言動の数々

  3. 8

    ソフトバンク上沢直之への“取材NG”で雑音封印の配慮…昨季の山川穂高と同様、個別取材すべて却下

  4. 9

    香取慎吾は「三重苦」を克服できるか? 主演ドラマ不発の原因は「不肖の兄」「反フジテレビ」と…

  5. 10

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”