2850人削減へ 大規模早期退職者を出した富士通の社内事情

公開日: 更新日:

「そのおカネをもらった上、次の会社も紹介するという優遇をしてでも辞めて欲しい社員が数多くいたということです。実は、本来会社が辞めさせたい人員は5600人でした。そのうち面接でまだやる気があると見て、残した社員は2750人でした」(前出の幹部)

 希望・早期退職者募集企業の調査をしている東京商工リサーチの友田信男常務が言う。

「IT化やグローバル社会の中で、企業は生き残りのため新しいビジネスモデルを模索しています。それに対応できず、付いていけない社員を対象にするのが、今の早期退職者募集です。企業の変化に対応できなければ若手も早期退職の対象になる。この動きは今後さらに加速していきます」

 アステラス製薬、中外製薬など業績の良い製薬会社も早期退職者を募集した。人手不足がいわれる中、好業績で人材が集まる上場企業だからこそ、思い切った早期退職者の募集ができるのだ。

(ジャーナリスト・木野活明)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    神戸大大学院教授木村幹氏 日韓関係はICJ提訴で諮ればいい

  2. 2

    大谷、菅野…更改で気になる高給取り5選手のカネの使い道

  3. 3

    ユースケ・サンタマリア起用に見え隠れする現場の「意地」

  4. 4

    殺し合いで圧倒した側の論理が筋になるのがヤクザの喧嘩

  5. 5

    今年のCOTYはトヨタRAV4 その意味を一度考えてみてほしい

  6. 6

    安倍政権に国家賠償も…「桜」がジャパンライフ被害を加速

  7. 7

    元陸自・ラファエルが語る「時給日本一のYouTuber」仕事術

  8. 8

    安倍政権中枢総ぐるみ ジャパンライフ汚染議員30人の名前

  9. 9

    相次ぐ女子プロのツアー引退…それでも老後ウハウハなワケ

  10. 10

    「桜」会見支離滅裂釈明 菅長官辞任なら安倍政権どうなる

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る