初対面42歳女性から10万円奪う…アルペン会長の金持ち伝説
強制わいせつ致傷などの疑いで11日、愛知県警に逮捕されたスポーツ用品販売大手「アルペン」の創業会長・水野泰三容疑者(72)が、12日付で代表取締役会長を辞任した。
水野容疑者は昨年11月29日午前、名古屋市内の出会い系カフェで42歳の女性と知り合った。2人はそのまま市内のホテルに移動し、水野容疑者が女性に性行為を求めた。値段交渉がうまくまとまらなかったのか、金銭の受け渡しを巡り、2人は口論になった。キレた水野容疑者は背後から女性の首を絞めて体を振り回し、床に押し付け、両腕をねじり上げわいせつな行為をしたという。
水野容疑者は女性から現金10万円と運転免許証を奪うと、部屋を出てからも女性の髪の毛をつかむなど暴行を加えている。防犯カメラにその様子が写っていた。女性はムチ打ちやギックリ腰など全治3週間のけがを負った。
調べに対し「女性と口論になり、もみ合いになったが、暴力は振るっていないし、わいせつなこともしていない。金も盗んでいない」と、容疑を否認している。