「グローバル・バブル」が弾けるとき

公開日:  更新日:

 世界全体の株式時価総額が63兆ドル(約6200兆円)を超え、最高値の記録を塗り替えたそうだ。米国やドイツ、イタリア、フランス、豪州、インド、韓国では株価指数が過去最高を更新。日本も、日経平均株価は1989年12月の3万8957円に及ばないが、年初来の騰落率を見ると世界トップの水準らしい。

 もちろん、世界の市場が沸いているのは、企業業績に対する高い評価もあるのだろう。ただ、相場を押し上げているのは、金融緩和でジャブジャブになっているマネーだ。日銀は「異次元」と名付けた“黒田節”を踊っているし、米連邦準備制度理事会(FRB)も米国債などを月額850億ドル購入する緩和政策を継続中だ。通貨供給量は、かつてないレベルに膨らんでいる。これが世界の株式市場に投資され、株価を支えているという構図だ。

 低金利であふれているカネが企業の設備投資に回れば、経済は好転する。だが、日本の大手企業は、資金不足で投資を控えているわけではない。内部留保は過去最高レベルに達している。いくら金利が安くても銀行の融資を受ける必要はないのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    悪いのは告発女性? バナナ日村「淫行」同情論への違和感

  2. 2

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<上>

  3. 3

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  4. 4

    安倍首相が怯える 近畿財務局“森友キーマン”証人尋問Xデー

  5. 5

    ファン心配…築地「吉野家1号店」営業終了で店長はどこへ

  6. 6

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<下>

  7. 7

    ラグビーW杯決勝が22万円に! 横行するネットダフ屋の実態

  8. 8

    狙われる関ジャニ∞…錦戸&大倉“ベッド写真”流出の裏事情

  9. 9

    高校68本塁打 早実野村プロ入り決意の裏にソフトB王会長

  10. 10

    大坂なおみが目指すWTAファイナル “超VIP待遇”の仰天全貌

もっと見る