どこが景気回復? 日銀短観「先行き」はドシャ降り

公開日: 更新日:

 日銀が16日、発表した短観では、大企業の景況感がプラス16となり、「6年ぶりの高水準」と大新聞は書いていた。中小企業も製造業が前回比10ポイント上昇でプラス1に、非製造業も5ポイントアップでプラス4。揃ってプラスになるのは22年ぶりとかで、菅官房長官は「景気回復の動きが中小企業にも見られ始めている」と自画自賛していたが、これはウソだ。インチキ政府発表とそれをタレ流す大メディアは犯罪的ですらある。

 確かに短観で並べられた数字は前回9月の調査よりは改善した。しかし、これらの数字はすべて現在の景況感で、日銀短観とは先行き(3カ月後)を見るのがポイントなのだ。そこに目を転じると、軒並み下方修正なのである。

■アベノミクスは終わった

 まず、大企業製造業の景況感は、現在がプラス16だが先行きは14に。非製造業はプラス20から17に。中堅企業の製造業は6→3。非製造業は11→10。中小企業の製造業は1→マイナス1。非製造業は4→1。ほぼ全業種で、先行きの見通しが暗くなっているのがわかる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    メジャー野球もチクリと イチロー引退会見で露呈した本音

  2. 2

    事実上のクビ…イチロー現役引退の裏にマリナーズとの暗闘

  3. 3

    「めちゃイケ」終了1年…雛形あきこと鈴木紗理奈の現在地

  4. 4

    作家・吉川潮氏が分析 イチロー引退会見で感じた“不快感”

  5. 5

    竹田JOC会長が仏当局の聴取に「黒塗り」報告書提出のア然

  6. 6

    公私混同で失脚の舛添前都知事 野党で国政復帰の仰天情報

  7. 7

    指導者に興味なしイチローにオリックス「オーナー」就任案

  8. 8

    永野芽郁と本田翼が急伸 2019年"CM女王争い"に異変の兆し

  9. 9

    洪水に襲われた農地に小型冷蔵庫!その中身に全米ホッコリ

  10. 10

    安倍首相が“偽装”の施政方針演説 英訳でも錯覚工作の傲慢

もっと見る