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中国金融危機ジワリ 李克強発言が引き金で取り付け騒ぎ

 中国経済がのっぴきならないことになってきた。24日、江蘇省塩城市の地元銀行「江蘇射陽農村商業銀行」が倒産するというウワサが広まり、1000人近い預金者が殺到する取り付け騒ぎが起きた。銀行が札束を積み上げて「預金は保護されている」とアナウンスしたことで、ようやく騒動は収まったが、もはや、中国全土で取り付け騒ぎが勃発するのは時間の問題とみられている。

 中国事情に詳しいジャーナリストの富坂聰氏がこう言う。
「今回の取り付け騒ぎは、李克強首相の<デフォルト容認発言>が誘引したと考えられます。今月13日まで開かれていた全人代(国会)の閉幕後、李首相は“影の銀行”のデフォルト問題について、<個別の状況では避け難いものがある>と指摘しました。金融システムの強化も打ち出したのですが、国民に金融不安が広がったのでしょう」

■影の銀行破綻で表も共倒れ

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