阪田元内閣法制局長官「ルビコンを渡れば歯止めが利かない」

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 そうです。だから、これからの国会で議論を深めなければいけない。

――政府が9条の規範性を逸脱する事態を想定していることが明らかになれば、国会審議にも影響が出てくるでしょうか?

 もともと自公は同床異夢ですから、そういう議論になれば、両党間の考えの違いがはっきりする。国民的議論も盛り上がってくると思います。いずれにしても、憲法とは統治権力を縛るものですから、縛られる張本人が好き勝手に変えていいわけがない。9条においてそれをやるということは、平和主義をやめるということです。これは国民の気持ちとはかけ離れたものではないでしょうか。

(聞き手=本紙・寺田俊治)

◇さかた・まさひろ 1943年生まれ、70歳。東大法卒、大蔵省入省。大臣官房審議官を経て、2004~06年、小泉内閣で内閣法制局長官。現在は弁護士。

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