「欠陥エアバッグ」タカタ問題 “日本車叩き”に変わる恐れも

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 米国で波紋が広がっているタカタの欠陥エアバッグ問題を巡り、日本の自動車メーカーが戦々恐々としている。

「日本車叩きに発展しかねない。それが何より恐ろしい」(大手メーカー関係者)

 タカタ幹部は3日、米下院の公聴会に出席し、全米リコール(回収・無償修理)に協力する姿勢を示したが、これで一件落着とはいきそうにない。

「欠陥エアバッグを採用している日本車に対する不買運動が起きる可能性があります。09年から10年にかけて問題となったトヨタ自動車のブレーキの不具合問題と流れが似ています。豊田社長も米公聴会で証言したし、当時、米国でトヨタ車の売れ行きが落ちた。今回はトヨタだけではなく、日本車全体に被害が及ぶ恐れがあります」(経済ジャーナリストの井上学氏)

 自動車業界からは、TPP交渉を有利に進めるため、米国がタカタ問題を利用しているという声もあがっている。日米自動車摩擦の再燃が懸念されるが、当事者のタカタは意外に強気だという。

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