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米国発“金融パニック”秒読み 原油安でシェール企業が倒産

 体力勝負になれば、サウジが有利になる。1バレル当たりの生産コストはサウジの3~4ドルに対し、米国のシェールオイルは60~70ドルといわれている。しかもサウジは20ドルまで下げても減産しない構えだ。

「〈底値20ドル〉はひとつの節目。石油メジャーのロックフェラーグループも20ドル許容姿勢を見せています。ロックフェラーと距離が近い元日銀審議委員の中原伸之氏(元東燃社長)も〈20ドル程度まで下がっても不思議ではない〉と見通しています」(商社関係者)

 シェール関連企業がバタバタと倒れたら、金融パニックは必至だ。

「シェール関連企業が発行するジャンク債は2000億ドル(約24兆円)を超え、借り入れもあわせれば4000億ドル(約48兆円)ともいわれています。次々に破綻してそれがパーになれば、市場への打撃は相当なもの。どこもかしこも無傷ではいられません」(斎藤満氏)

 リーマン・ショックの悪夢がよみがえる。

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