「21世紀の資本」著者ピケティ氏がアベノミクスに“ダメ出し”

公開日: 更新日:

 5940円もする経済専門書が発売から1カ月強で13万部のバカ売れ。日本でも空前の大ブームとなっている「21世紀の資本」の著者、仏経済学者トマ・ピケティ氏(43=パリ経済学校教授)が初来日し、29日に都内でシンポジウムが開かれた。

 資本主義社会で拡大する格差を、世界20カ国以上の過去200年の税務データから実証したピケティ氏。その主張は簡単に言えば、〈株や不動産などの投資で得られる利益率は、労働による賃金の上昇率を上回る。その結果、財産のある富裕層がさらに金持ちになり、格差拡大は止まらない。是正のためには、富裕層への世界的な資産課税強化が必要〉というものだ。

 さて、講演でのピケティ氏は、日本の現状についてこう言った。

「日本のように人口減かつ低成長の国では、過去に蓄積された資産が相続によって一部の富裕層により集中し、格差拡大の要因になる」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    専門家も警鐘 南海トラフ巨大地震“前兆”続々発生の不気味

  2. 2

    相次ぐ噴火で火山灰蓄積…“災害級”冷夏の到来を専門家が指摘

  3. 3

    やはり“首相案件”「毎月勤労統計」賃金カサ上げのシナリオ

  4. 4

    良好な経済指標ズラリ 民主党政権は本当に“悪夢”だったか

  5. 5

    安倍首相イージス・アショア導入は「自宅から通えるから」

  6. 6

    嘘とごまかしだらけ…安倍化した日本はかなり劣化した

  7. 7

    結果が出る前に…安倍政権は沖縄県民投票“ガン無視”モード

  8. 8

    フジ宮司アナは“夜の女神”へ…トップクラスの美貌とMC技術

  9. 9

    陸自の特殊作戦群の創始者が語る「武」を放棄した国の哀れ

  10. 10

    テレ朝・弘中綾香アナ“最大の武器”はマイペースと強心臓

もっと見る