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ソニーの経営は“2周遅れ” ウォークマン切り離しで鮮明に

 ソニーがついに代表商品「ウォークマン」を本体から切り離す。

 18日の経営方針説明会で平井一夫社長が、2015年度から3年間の中期経営計画を発表。事業の競争力を高めるため、携帯音楽プレーヤー「ウォークマン」などの音響・映像機器事業を10月1日付で分社化し、子会社にするとした。

 近年、ソニーは看板製品を次々に手放してきた。昨年7月には、「VAIO」ブランドで知られるパソコン事業を売却し、テレビ事業を分社化した。こうしたスリム化が実ってか、業績は急回復。15年3月期の営業損益を従来の赤字予想から、200億円の黒字に上方修正したばかりだ。

「79年に登場し、社会現象にまでなったウォークマンは、ソニーを象徴する商品。それがなくなるのだから、社員からしたら『うちは何の会社なの?』といった感じでしょう。くしくも自ら生み出した製品では儲からないと、“自己否定”してしまった形です。今後は映画やゲームなどのエンターテインメント部門と、電子部品部門に特化していくことになるでしょう」(経済ジャーナリストの有森隆氏)

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