次々露呈する東洋ゴムの偽装問題 本業の「タイヤ」に直撃必至

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 免震ゴムの偽装問題で揺れる東洋ゴム工業に新たな“疑惑”が浮上した。数値を操作した技術者が1人だけではなかったというのだ。

 東洋ゴムはこれまで、免震ゴムの性能テストは1人の課長代理が担当してデータの偽装を行い、2014年2月に後任の社員がデータを疑問視して検証を開始したと説明していた。ところが、22日の読売新聞によると、実際は後任社員は13年1月に課長代理と交代し、性能テストの計算に使う係数を操作して基準値に収まるようにしていたという。後任社員が不正に気付いていたかは不明だが、少なくとも2人の技術者が偽装に関わっていたことになる。

 そもそも同社は14年2月以降も、基準を満たさない免震ゴムを508基出荷している。その中には地震のときに国民を助ける役目を担う病院、警察、消防署などの公共施設が含まれている。絶対に潰れてはならない建造物に不良品と分かって売っていたのだから悪質だ。

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