3カ月で7割上昇…大商い続く「東電株」誰が買っているのか

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 東京電力の株価が急騰している。

 今月2日には年初来高値の772円をつけ、3月19日の年初来安値(442円)から74.7%も上昇している。この1カ月間の上がり幅も5割以上で、日経平均の3.8%をはるかに超えている。出来高もトヨタ並みの大商いなのだ。

 いったい誰が買っているのか。IMSアセットマネジメント代表の清水秀和氏がこう言う。

「機関投資家は3・11以降、例外なく東電株を手放し、リスクを恐れて保有したがりません。急上昇を支えているのは個人投資家です。2015年3月期が好決算だったことや、政府が原発再稼働に向けて動いていることも材料視されています。来年4月の電力小売りの自由化を見据えて、ソフトバンクやリクルートとの提携協議を次々に発表していることも好感されています」


 電力株は「出遅れ株」の象徴だったこともあって、個人投資家には割安と映っているようだ。しかし、このまま東電株は上がり続けるのか。福島原発事故は収束のメドが立たず、廃炉までに100年かかるともいわれている。廃炉費用がどこまで膨らむか、まったく見通しが立たない状態だ。

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