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スマホに期待…急死した任天堂・岩田社長に非情だった市場

 胆管腫瘍で先週11日に亡くなった任天堂の岩田聡社長(享年55)。ニンテンドーDSやWiiを大ヒットさせた“天才”の若すぎる死を悼む声がネット上に多数寄せられている。突然の訃報は海外メディアもトップ扱いだが、“ゲームファン”と投資家の間には微妙な温度差があるようだ。

 岩田氏は東京工大卒業後、ゲームソフト制作会社のハル研究所に入社。「天才プログラマー」と称され、同社社長も務めたが、任天堂創業家の故山内溥前社長の目に留まり、00年に任天堂へ。取締役を経て、02年に42歳で社長に抜擢された。

 09年3月期には売上高1兆8386億円と過去最高をたたき出したが、その後はスマホゲームなどに押され、低迷。売上高は6期連続で右肩下がりだ。岩田氏は昨年6月に胆管腫瘍の切除手術を受けて療養していたが、同8月から業務に復帰。今年5月の15年3月期の決算発表では、4期ぶりの営業黒字にホッとした表情を浮かべていた。

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