世界同時株安ショック このままでは「リオ五輪」が中止になる

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「中国経済の失速」と「原油安」のダブルパンチ。その影響を受けているのが、世界の新興国とされる。とりわけ、懸念されるのがGDPで世界第7位のブラジルだ。“資源国”である同国は原油安の影響をモロに受けている。金融ジャーナリストの小林佳樹氏はこう言う。

「ブラジルは資源で外貨を稼いで、経済のベースを維持してきました。しかし、資源価格全般が下がってきて、状況は悪化の一途です。特に対中貿易の影響は大きい。上海株の下落や元の切り下げで、中国による資源の“爆買い”が止まってしまうからです。リーマン・ショック以降、アメリカの資金が新興国に流れ、一種のバブル状態でしたが、それも巻き戻しに入っています」

 今年4月以降、通貨レアルは約6割も下落。それを防ぐため、ブラジル中央銀行は利上げに動いているが、それが一層、個人消費を冷え込ませている。ブラジル国債の格付けは現在、投機的水準の一歩手前の「BBBマイナス」(米格付け会社S&P)だ。

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