純利益が商社トップに躍進 伊藤忠「朝型勤務制度」は効果アリ

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 大手商社に異変が起きている。今期(2016年3月期)の純利益で、伊藤忠商事が、長年トップの座にある三菱商事を追い抜くというのだ。

「資源価格下落の影響で、三菱商事や三井物産が業績を悪化させるなか、非資源分野に強い伊藤忠が躍進した格好です。ただ、伊藤忠が元気な理由は別にもあると思っています」(株式アナリストの櫻井英明氏)

 今期の純利益は伊藤忠が前期比10%増の3300億円、三菱商事は同25%減の3000億円の見込み。伊藤忠は初のトップに立つことになる。

「伊藤忠は、昨春に深夜残業を禁止し、朝型勤務へ移行させました。その効果がジワリと出てきた気がしてなりません」(櫻井英明氏)

 伊藤忠は14年5月に「朝型勤務」制度を導入。夜8~10時の時間外勤務を原則廃止し、10時以降は禁止とした。その分、朝5~8時の賃金を深夜残業並みの50%増、8~9時も25%増に変更した。朝6時半から8時までは、バナナやおにぎり、サンドイッチといった軽食(朝食)を無料提供する。

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