三井物産 商社3位転落で「飯島会長vs安永社長」覇権争い

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 32人抜きの大抜擢で、今年4月に社長交代したばかりの三井物産だが、売り上げに占める資源の比率が高く、業績は低迷中だ。16年3月期決算で伊藤忠が総合商社トップ、2位は三菱商事。物産は大きく後退して3位に転落する。

 業績が悪くなるとゴタゴタが起こるのが世の常だ。ここでは飯島彰己会長(65)と安永竜夫社長(55)が主導権争いを激しく演じ、内紛の様相を呈している。原因は飯島会長が「社長をやれたのは最後の1年だけだった(前任の槍田松瑩会長がずっと院政を敷いてきたということ)」と言い出したこととされる。当初は返上するとした代表権をすぐ復活させたように、飯島会長は着々と院政を目指しているという。

 飯島会長は財界活動でも張り切っている。

「経団連の榊原会長(東レ相談役)が無理を言えるのは、同じ三井グループの三井物産の飯島会長(経団連副会長)と三井不動産の岩沙弘道会長(元経団連副会長、現審議員会議長)の2人だけだそうです。飯島会長は、TPP交渉の最終舞台となった米国アトランタのホテルにも姿を見せました。榊原さんに頼まれて、討議場から出てきた甘利TPP担当相に『お疲れさまでした』と声を掛けるために待機していたようです。『そんなことのためにわざわざ米国まで行ったのか』と他の経団連副会長は眉をひそめていました」(経済ジャーナリスト)

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