出口なき麻薬経済から抜け出せない世界経済の正確な見通し

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「原油がここまで激安水準になると、米国発の『シェールガス革命』はもはや幕引きムードです。すでにシェールガス関連企業の割合の高い米国ジャンク債市場は大荒れ状態ですが、一獲千金を狙ったベンチャーへの巨額融資が次々と焦げついています。こうした債権は複雑な構造で証券化されてバラまかれている。芋づる式に不良債権が拡大する流れは、08年のリーマン・ショックを引き起こしたサブプライム危機を彷彿させます。原油価格の暴落により、世界経済は恐慌前夜のような状況です」(経済評論家・斎藤満氏)

 量的緩和政策は時に麻薬に例えられるが、原油暴落ショックに火がつけば当然、日銀や欧州中銀にはマーケットからの苛烈な追加緩和圧力がかかるだろう。出口なき麻薬経済から延々と抜け出せなくなるのだ。

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