• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

トヨタのベア要求「昨年半分」で中小メーカーは地獄を見る

 トヨタ自動車労働組合の今年のベア要求は3000円で、昨年春闘(6000円)の半分と報じられた。今月下旬に組合員に提示し、来月中旬に正式決定するという。

「春闘相場の牽引役であるトヨタが前年を大幅に下回る水準にとどめたとなれば、他も右へならえかそれ以下でしょう。安倍政権が躍起になって賃上げをせっついても、『トヨタが半分なのにウチなんて』と不発に終わる可能性が高い」(労組関係者)

 笛吹けども……というわけで、ボンボン首相より「民」の方がシビアに現実を見ている。

 昨年12月の日銀短観によると、企業の景況感を示す業況判断DIは、大企業製造業が先行きの見通しについてプラス7と、前回9月調査から3ポイント悪化した。中堅企業もプラス4→0、中小企業もマイナス2→マイナス4だ。

 実際、年明けから株価は大暴落。この先も円高が続けば、好調だった輸出やインバウンド関連の業績にも急ブレーキがかかりかねない。内部留保が300兆円の大企業はさておき、「下町ロケット」の「佃製作所」のような中小メーカーは、賃上げで屋台骨が傾く恐れもある。トヨタのベア半分は渡りに船かと思いきや、そう単純な話でもなさそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元立教大生に聞いた 「奨学金破産」で人生転落するまで

  2. 2

    “玉木宏ロス”の癒やしに 坂口健太郎だけが持つ3つの魅力

  3. 3

    米が次期戦闘機ゴリ押し 安倍政権は血税1400億円をドブに

  4. 4

    73歳会長と親密交際 華原朋美“天性の愛人”のジジ殺し秘術

  5. 5

    結婚を前提に交際中…高畑充希を両親に紹介した坂口健太郎

  6. 6

    官邸が“裏口入学リスト”回収…不正合格事件が政界に波及か

  7. 7

    仲間由紀恵の病院通いも…周囲が案じる田中哲司の“悪い虫”

  8. 8

    カジノ法案 胴元がカネ貸し「2カ月無利子」の危険なワナ

  9. 9

    加計獣医学部 図書館に本のない大学の設置認可は前代未聞

  10. 10

    広島・菊池、ソフトバンク柳田も…地方の大学生を見逃すな

もっと見る