下落率2ケタ続出 金融株急落が暗示する世界恐慌の恐怖

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 19日、日経平均は1万7000円台を死守して取引を終えた。個人投資家からは「この辺りで下げ止まってくれないと困る」という声が漏れてくるが、兜町界隈では不気味な会話が聞こえてくる。

「相場はかなりヤバイと思う」
「“金融株”の下げが激しすぎる。これは危ない」

 銀行を中心とした金融株は、長期金利が低下傾向にあることで「収益悪化」が予想され、売られている。大方の見方はそうなのだが……。

「銀行株が売られている本当の理由は別にあります。金融株は経済全体の先行指標という意味合いを持っています。つまり、経済の先行きに不安を抱く投資家が大勢いるので、金融株の下げがキツイのです」(投資顧問会社エフピーネットの松島修代表)

 昨年の大納会(12月30日終値)と、19日の株価(終値)を比較したところ、銀行株の下げ幅は強烈だった。下落率は三菱UFJ14.6%、ゆうちょ銀行14.2%、みずほFG12.4%、三井住友トラスト12.3%だ。同期間の日経平均はマイナス10.4%に過ぎない。「世界恐慌を暗示している危険性もある」(市場関係者)のだ。

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