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4割が異次元緩和前の株価に アベクロ相場が完全消滅する日

 アベクロ相場は終わった――。市場関係者があからさまに口にするようになっている。

「日銀の黒田総裁が異次元緩和をブチ上げたのは2013年4月4日でした。この日からアベクロ相場は始まり、昨年6月には2万952円の高値をつけました。ところが、先週の相場は壊滅的だった。わずか4営業日で日経平均は、一時、2200円以上も下げ、年初からの下落率は20%を超えた。これだけ暴落すると、いったんは盛り返したとしても、再び下落します。底値はまだ見えません」(市場関係者)

 先週末(12日)の日経平均は1万4952円で、13年4月の異次元緩和直前より約20%高い水準にある。

「そこだけを見れば緩和効果は残っていることになりますが、そう単純ではありません。アベクロ相場のスタート時は1万2000円台でしたが、その後、2万1000円近くまで上昇しているので、個人投資家の“平均買いコスト”は1万6000円近いでしょう。つまり、現状の株価では損失を出している人が大勢いるということです」(株式評論家の倉多慎之助氏)

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