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契約先延ばしで判明? 鴻海「シャープ再建」ヤル気なしか

 シャープと鴻海精密工業がモメている。

 シャープは先週25日、支援先に台湾の鴻海を選んだ。これで再建に向けた動きは本格化するはずだったが、「偶発債務」という耳慣れない問題が急浮上し、契約は先延ばしされた。偶発債務とは、何らかの事情で、将来発生する可能性のある債務を指す。

 この偶発債務がシャープには3000億円規模で存在すると報道され、鴻海の郭台銘会長は精査が終わるまで契約を先延ばしすると言い出した。郭会長はシャープの高橋興三社長と会い、契約締結のメドを3月上旬とした。

「何を今さら……が本音です。鴻海は約7000億円を投じ、シャープを事実上買収する計画です。本来ならシャープの経営状態や財務内容を詳細に調査するデューデリジェンスを行い、支援案を提示するものです。今回の偶発債務の件で、鴻海はデューデリに本腰を入れていなかったことが判明した。本気でシャープ再建を考えているのなら、どんなささいなことも見逃さなかったはずです」(金融関係者)

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