悪夢の暴落スタート 新年度相場は「上がり目なし」の理由

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 株式市場は悪夢のスタートとなった。新年度入りした1日、日経平均は前日比で一時650円近く暴落し、終値は594円安の1万6164円だった。

「今年の大発会は582円安で、その後、6日続落という戦後ワーストを記録しました。この間、日経平均は約1800円下がり、証券各社は相場見通しを下方修正したほどです。だから新年度は上昇でスタートさせたかった」(市場関係者)

 そんな市場の思惑は完璧に裏切られた。IMSアセットマネジメントの清水秀和代表は言う。「1日公表の日銀短観が市場予測を下回る悪い結果でした。経済失速は鮮明になり、株は大きく売られたのです」

 とはいえ600円近い下落はただ事ではない。3月下旬は1万7000円前後で安定していたのだ。

「ドレッシング(お化粧)相場が終わったのです。政府は、企業決算が集中する3月末までは株価急落を避けたかった。企業の保有する株の含み損が拡大するからです。GPIFや日銀などの“クジラ”を動員して買い支えたのでしょう。4月になれば、その必要がなくなります。分かりやすい相場操縦です」(株式アナリストの黒岩泰氏)

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