日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger
高橋乗宣
著者のコラム一覧
高橋乗宣エコノミスト

1940年広島生まれ。崇徳学園高から東京教育大(現・筑波大)に進学。1970年、同大大学院博士課程を修了。大学講師を経て、73年に三菱総合研究所に入社。主席研究員、参与、研究理事など景気予測チームの主査を長く務める。バブル崩壊後の長期デフレを的確に言い当てるなど、景気予測の実績は多数。三菱総研顧問となった2000年より明海大学大学院教授。01年から崇徳学園理事長。05年から10年まで相愛大学学長を務めた。

財政破綻と戦争リスクを将来世代に残すな

 先の訪米時の安倍首相の振る舞いも、将来の不安をかき立てるのに十分だった。ワシントンで核安全保障サミットに出席し、日米韓首脳会談ではオバマ大統領と朴槿恵大統領と一緒ににこやかに握手。米軍との一体化を強める安保関連法の施行にこぎつけたので、安倍首相も胸を張っていたが、3カ国の連携強化に北朝鮮は挑発を強めている。そう遠くない将来には、毎年の米韓合同軍事演習に「日」が加わり、日米韓合同軍事演習が展開される日が訪れることだろう。ほんとうに、これでよいのだろうか。

 常にキナ臭さの漂う不安定な国際情勢を将来の世代に押し付けていいのか。それも、また過大なツケと言えよう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のニュース記事