不正の三菱自に高まる消滅危機 グループ御三家も見切りか

公開日:  更新日:

 市場が「ノー」を突きつけるのは当然だ。燃費試験をめぐる不正操作で大揺れの三菱自動車株は売り注文が殺到。ストップ安が続いたが、22日午前9時22分にようやく503円で値がつき、事実上の上場後最安値を更新した。さすがに三菱グループ関係者からも「かばい切れない」という声が噴き出している。

 三菱自は、不正はエンジンの開発部門の担当部長がやったもので、経営陣は知らなかったなどと言い訳していたが、それで投資家が納得するわけもない。大メディアも、不正の背景には「低燃費競争の激化がある」などとしたり顔で解説しているが、消費者にとってそんなことは関係ない。それは三菱グループ関係者にとっても同じだ。

「2000年に長年にわたるリコール隠しが発覚し、さらに04年にも再び発覚。社会的信用は地に落ち、販売台数が5割減という深刻な経営危機に陥った教訓が、まったく生かされていない。『三菱』の看板に何度ドロを塗れば気が済むのか。あの時は“三菱御三家”の商事、銀行、重工が救いの手を差し伸べて延命しましたが、もうかばいきれませんよ」(三菱重工関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    19歳ガングロで起業し注目「ギャル社長」藤田志穂さんは今

  2. 2

    “元彼”と同時引退? 幻に消えた安室奈美恵の「再婚」報道

  3. 3

    悪いのは告発女性? バナナ日村「淫行」同情論への違和感

  4. 4

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<上>

  5. 5

    狙われる関ジャニ∞…錦戸&大倉“ベッド写真”流出の裏事情

  6. 6

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<下>

  7. 7

    抑え崩壊で接戦恐怖症 巨人最後の手段は「守護神・菅野」

  8. 8

    レアード離脱、優勝遠のき…日ハム清宮は今季終了まで一軍

  9. 9

    「言論の自由がない」D.スペクターさん東京五輪狂騒に苦言

  10. 10

    歌手は引退するが…安室奈美恵に期待される“電撃復活”の日

もっと見る