高橋乗宣
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高橋乗宣エコノミスト

1940年広島生まれ。崇徳学園高から東京教育大(現・筑波大)に進学。1970年、同大大学院博士課程を修了。大学講師を経て、73年に三菱総合研究所に入社。主席研究員、参与、研究理事など景気予測チームの主査を長く務める。バブル崩壊後の長期デフレを的確に言い当てるなど、景気予測の実績は多数。三菱総研顧問となった2000年より明海大学大学院教授。01年から崇徳学園理事長。05年から10年まで相愛大学学長を務めた。

トランプ相場が証明した“黒田バズーカ”の役立たず

公開日: 更新日:

 それにしても、トランプ氏の「アメリカ第一主義」と「極端な保護貿易への傾斜」によって、世界の経済は一体どうなるのだろうか。年末から来年にかけて欧州は選挙ラッシュだ。排外主義を掲げるマリーヌ・ルペン党首率いる国民戦線が躍進するフランスをはじめ、イタリア、オランダ、ドイツでも「イギリスに続け」とばかりに脱EUの動きが目覚ましい。

 1958年にEECが発足して以来、EC、EUと展開してきた欧州一体化の流れが、今や予断を許さない状況になっている。EU離脱ラッシュが巻き起これば、共通通貨ユーロは存在価値を失ってしまう。それこそ、トランプ氏の目指す「偉大なるアメリカ」のスローガン通り、唯一の国際通貨としてドルの支配力はますます強まっていくことになる。

 そんな為替環境で、この国の経済はどうなっていくのか。まったく先が読めない状態に置かれている。

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