黒田日銀にブーイング 余計な「買い」でトランプ相場攪乱

公開日:

 日銀の黒田総裁は何をやっているんだ――。兜町から批判めいた声が聞こえてくる。

「トランプ相場で株価は着実に上昇を続けています。だから日銀はただ見守っていればいいのに、余計な動きをして相場を撹乱しています。相場のイロハが分かっていない」(市場関係者)

 どういうことか。日銀は株価を下支えするために、年間に6兆円規模の上場投資信託(ETF)を購入している。今年8月は3522億円、9月は8063億円、10月は2828億円を買った。

「ところが米大統領選でトランプ氏が勝利し、円安・株高の流れとなって以降、株価を下支えする必要がなくなったせいか、日銀の“買い出動”はパタリとやんだのです」(株式評論家の倉多慎之助氏)

■相場の過熱感を冷やす邪魔

 日銀はトランプ勝利前の11月1~9日に合計2825億円を買ったが、その後は28日まで動かなかった。28日はドル円相場が急速に円高方向に振れ株安傾向となったため、日銀は慌てて706億円のETFを購入している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    長野以外にGベテランリスト漏れ 広島“ポロリ発言”の波紋

  2. 2

    裏交渉も暴露され…ロシア人も哀れむ安倍政権“土下座”外交

  3. 3

    自公3分の2圧勝シナリオ 1.28通常国会“冒頭解散説”急浮上

  4. 4

    仏当局捜査“飛び火”か 五輪裏金疑惑で日本政界が戦々恐々

  5. 5

    海老蔵は“秒読み”? 没イチ男性が死別再婚する時の注意点

  6. 6

    巨人ナインに深刻“長野ロス”…超気配り男の逸話伝説も数々

  7. 7

    USJ導入で注目 深刻な人手不足に「変動料金制」拡大の予感

  8. 8

    “NHKシフト”へ本格始動と話題 内村光良が日テレを見切る日

  9. 9

    初登場G球場で“孤独トレ” 丸は巨人で「我」を貫けるのか

  10. 10

    また生え抜き看板…巨人“大チョンボ”長野流出の真相と波紋

もっと見る