ユニクロ潜入が話題 横田増生氏が明かす日本企業の光と影

公開日: 更新日:

――ヤマトと佐川に潜入したのは?

 どちらも取材を断られたんです。それじゃあ、また潜入してみようかと。

――ユニクロも同じ?

 そうです。潜入する以外に取材方法は限られている。とにかく、関係者がしゃべらないんです。社員や関係者には厳しい「守秘義務」が課せられているからです。毎日、朝礼や通達で「守秘義務」としつこく言われる。それに、僕は11年にユニクロの本(「ユニクロ帝国の光と影」)を書いてから記者会見にも入れてもらえない。

――こうなると、潜入するしかないですね。

 ユニクロが重視する守秘義務って、範囲がどこまでなのか疑問でした。例えば、顧客名簿とかデザインのパターンなどは外に持ち出したら守秘義務違反というのは分かります。しかし、キツいとか厳しいとか職場環境を部外者に話すことも守秘義務違反なのか。一般的に、潜入ルポは現場を退いてから書くものですが、今回はアルバイト契約を結んだまま週刊文春に書きました。僕が書いたことが、守秘義務に違反するのか否かをユニクロに問いたかったという意味もありました。結局、ユニクロ側は僕を懲戒解雇できず、より軽度な諭旨解雇という形を取らざるを得ませんでした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山口ポスティングでメジャー移籍へ 巨人初容認4つの裏事情

  2. 2

    安倍首相11.20退陣説 「桜を見る会」疑惑で政界の空気一変

  3. 3

    幼保無償化がようやくスタートも…多子世帯には厳しい現実

  4. 4

    植野妙実子氏「表現の自由」の抑圧で民主国家は成立しない

  5. 5

    「桜を見る会」関連業務“アベ友業者”にオイシイ受注誘導か

  6. 6

    五つ子の“減胎手術”ですべての子を失った女性の悔恨

  7. 7

    残留も視野って…筒香、菊池、秋山の低すぎる米挑戦への志

  8. 8

    元おニャン子・立見里歌さん 元アイドルが子育て終えた今

  9. 9

    「ゴジラvsコング」で始動 小栗旬を待つ“雑巾がけ”の日々

  10. 10

    嵐・二宮和也 “匂わせ彼女”伊藤綾子と入籍した男の決断

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る