日報問題の火付け役 布施祐仁氏が“PKO隠蔽工作”を斬る

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隠蔽のウラに「駆けつけ警護」の実績作り

――昨年7月当時の日報から浮かび上がる現地情勢は非常に生々しい。現場の緊迫感が伝わってきます。

 宿営地のすぐ近くで激しい戦闘が繰り広げられたことが記載されています。7月11日の日報には〈TK(戦車)射撃含む激しい銃撃戦〉〈突発的な戦闘への巻き込まれに注意が必要〉とあり、日報をもとに上級部隊が作成した13日の報告書には〈日本隊宿営地西側、UNトンピン外のトルコビル一帯において、SPLA(政府軍)戦車1両を含む銃撃戦が生起、日没まで戦闘継続〉と記されていました。稲田防衛相は国会で、「憲法9条上の問題になる言葉を使うべきではないから武力衝突という言葉を使っている」とトンデモ答弁を繰り返していますが、一般的な感覚からすれば明らかに戦闘です。武力紛争が起きているのに、そうした事実を公表せずにごまかし、日報を隠滅した疑いが強まっている。この状況で仮に自衛官が戦闘に巻き込まれて殉職する最悪の事態を迎えてしまったら、政権は相当に追い込まれるでしょう。

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