タカタ法的整理で自動車メーカーとの“10年戦争”に決着か

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 長かった戦いにようやくケリがつこうとしている。欠陥エアバッグ問題で経営難に陥ったタカタは、今週中にも法的整理(民事再生法の申請)に踏み切ると伝わる。

「ようやく……という印象です。最初にホンダがタカタ製エアバッグをリコールしたのは約10年前の2008年。実はこの間、自動車メーカーとタカタ創業家はバトルを繰り広げてきたのです」(株式評論家の倉多慎之助氏)

 16年にリコール対象が世界で1億台を突破し、リコール費用は膨らむばかりだった。このとき、なぜかトヨタ自動車やホンダ、日産自動車など自動車メーカーが費用を負担した。その額は1兆円を超す。

「欠陥エアバッグ問題が浮上したとき、タカタはかなり強気でした。というのは、完成車メーカーとタカタは一蓮托生だったのです。エアバッグの開発はタカタ独自ではなく、各メーカーと組んで行ったといわれます。完成車メーカーは製造コストを抑えるため、タカタに無理難題を要求するケースもあったといいます。リコール費用を自動車メーカーが負担した理由のひとつです」(経済ジャーナリストの井上学氏)

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