欧州ワイン関税撤廃も…100円の値下げで売れる時代なのか

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 日本とEUの経済連携協定(EPA)交渉が大枠合意し、EUから輸入されるワインの関税は即時撤廃。750ミリリットルのボトルで最大約93円の関税がなくなる分、店頭価格も安くなる見通しだ。業界もワイン好きもおおむね歓迎ムードだが、それで果たして欧州ワインが売れるのか。

「5年ほど前から始まった第7次ワインブームの牽引役は、チリを中心としたニューワールドのワインです。コンビニなどで、それもワンコインで気軽に買えるようになったことで、国内の消費量が一気に増えた」(酒造会社関係者)

 まあ、ブランド志向のセレブはさておき、一般の消費者はこの5年で、低価格でおいしいともっぱらのニューワールドの味に慣れている。

「チリワインの輸入価格はフランスの半分以下。今や、同じ価格だったら欧州よりニューワールドを選ぶという人のほうが多い。関税が撤廃され、1000円のフランス産が900円になったところで、すっかり浸透した500円のチリ産に勝てるかどうか、甚だ疑問ですね」(前出の酒造会社関係者)

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