東レ子会社もデータ改ざん 13社に対し149件の不正行為

公開日:

 神戸製鋼、三菱マテリアルなどで次々に発覚した検査データ改ざん。今度は榊原定征・経団連会長の出身企業である東レだ。東レは28日、100%子会社の「東レハイブリッドコード」がタイヤ素材などの品質データを改ざんしていたと発表した。納入先と合意した規格値から外れた製品のデータを規格内に収まるように書き換えていた。

 改ざんが行われていたのは、榊原氏が東レ社長だった2008年4月から16年7月までの約8年間。タイヤメーカーなど13社に対し149件の不正行為があった。この間、品質保証室長2人が検査成績書作成の承認段階で検査データを納入先と合意した規格に適合するように書き換えていた。

 日覚昭広社長はきょう午前10時半から都内の本社で記者会見し、「大変なご迷惑と心配をおかけし、誠に申し訳ない」と陳謝した。日覚氏によると、東レは昨年7月には、すでに子会社のデータ改ざんを把握。発表まで1年4カ月もかかった理由を、情報の整理、客への説明に時間がかかったためなどと説明した。しかし、週刊文春があす発売の誌面でこの問題を詳報するとしており、隠しきれなくなって改ざんの公表に踏み切ったとの見方も出ている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “年金博士”警鐘 支給年齢「68歳引き上げ」が意味すること

  2. 2

    地方は“安倍自民NO” 高知新聞「内閣支持率26%」の衝撃

  3. 3

    JOC会長を猛批判 小池知事に長男・竹田恒泰氏との“因縁”

  4. 4

    年商200億円の深キョン新恋人 “ホコリだらけ”の女性遍歴

  5. 5

    常盤貴子「グッドワイフ」上昇のカギは美魔女の輝きと気概

  6. 6

    広島対策は“丸投げ”? 巨人スタッフ会議で投打コーチ言及

  7. 7

    高校ラグビー決勝戦で話題に 各地の「桐蔭」の由来は?

  8. 8

    主力組中心か…アジア杯サウジ戦の予想布陣に釜本氏が疑問

  9. 9

    史上最弱横綱・稀勢の里 引退した途端“英雄扱い”の違和感

  10. 10

    ボールの下にバットを入れる“ホームラン打法”に対する誤解

もっと見る