ハウスドゥ・安藤正弘社長<1>贅沢三昧も「こんなもんか」

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 ところが、安藤本人は、まったく充実感がなかったという。

「高級車を買い、高級ブランドの服を着て、VIPルームで酒を飲み、家も建てました。でも、そうした贅沢三昧をしてみても、『なんじゃ、こんなもんか』という感じでした。喜べないし大したことないなと。これは母親の影響が大きいかもしれません。母は厳しくはなく、むしろまったくの放任主義でしたが、『人間は中身が大事や』とか、『あのおっさん、中身空っぽやな。あんなんになったらあかんで』といった言葉を幼少の頃からよく聞いていましたので、自分を律する価値観は植え付けられたと思います」

 普通の若者だったら、カネを稼ぎ贅沢な暮らしをすれば、それで満足するか、遊蕩三昧で身を崩していくのが通り相場だが、安藤はどちらでもなかった。本人は「自分は自分の気持ちに正直」と語るが、ここが安藤の非凡さなのだろう。

 だからか、安藤は自分の信念や哲学がブレることがなく、一方で他人からバカにされてもなめられても、キレずに辛抱できる性格なのだという。

(ジャーナリスト・河野圭祐)

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