日特エンジニアリング・近藤進茂社長<4>製品進化も要素技術は変わらず

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 1980年代、日特エンジニアリングはブラウン管に不可欠な偏向ヨーク(画像を映し出すための一翼を担う偏向用コイル)で、技術的な後れを取っていた。テレビ隆盛の時代に偏向ヨークの市場に食い込まなければ会社の前途はないと、近藤は思った。

「当時付き合いのあった韓国の大手家電メーカー日本法人の支社長が帰国して工場長になっていたので、彼に巻線機の製造を協力してもらい、そこからどんどん攻めていくことができたのです」

 これがきっかけとなって、近藤は海外に目を向け始め、海外展開の陣頭指揮を執っていく。

「設備を売れば、必ずメンテナンスが必要になるから、その流れで海外拠点を増やし、現地の人間を育てながら、海外戦略を進めていきました」

 98年、社長に就任する。その後は、IT技術の進歩に呼応するようにコイルの需要も高まり、アジア・欧米合わせて18カ所の海外営業・サービス拠点を持つまでになった。そのうち3カ所は生産工場も備える。

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