聖護院vs井筒 老舗「八つ橋」店の創業年めぐる裁判の行方

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「ウソの表示をやめろ」――。京都の銘菓「八つ橋」をめぐって老舗店がライバル店を不正競争防止法で訴えて話題になっている。

 事の発端は「聖護院八ッ橋総本店」(京都市左京区)の創業年表示に、「井筒八ッ橋本舗」(同市東山区)が疑問を抱いたこと。聖護院はHPや店舗の看板などに「元禄二年(1689年)」の創業と表示。店内の商品説明でも「1689年より作り続けている」としてきた。

 これに対して井筒側は、1689年に「八つ橋」が存在したことを示す文献はないと主張。さらに聖護院が冊子で「正確な創業年は『不詳』」と記していたとして創業年の根拠がないとしている。要するにライバル店に「おたくの店、そんなに古くないだろ」とクレームをつけたわけだ。

 実はこの対立は昨年5月に始まった。井筒側が聖護院に創業年の表示を停止するよう求めて京都簡易裁判所に調停を申し立てたが、聖護院側が却下を要求。事態が平行線をたどったため井筒側が民事裁判に訴え、表示の停止と慰謝料など600万円を請求しているのだ。

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