聖護院vs井筒 老舗「八つ橋」店の創業年めぐる裁判の行方

公開日:

「ウソの表示をやめろ」――。京都の銘菓「八つ橋」をめぐって老舗店がライバル店を不正競争防止法で訴えて話題になっている。

 事の発端は「聖護院八ッ橋総本店」(京都市左京区)の創業年表示に、「井筒八ッ橋本舗」(同市東山区)が疑問を抱いたこと。聖護院はHPや店舗の看板などに「元禄二年(1689年)」の創業と表示。店内の商品説明でも「1689年より作り続けている」としてきた。

 これに対して井筒側は、1689年に「八つ橋」が存在したことを示す文献はないと主張。さらに聖護院が冊子で「正確な創業年は『不詳』」と記していたとして創業年の根拠がないとしている。要するにライバル店に「おたくの店、そんなに古くないだろ」とクレームをつけたわけだ。

 実はこの対立は昨年5月に始まった。井筒側が聖護院に創業年の表示を停止するよう求めて京都簡易裁判所に調停を申し立てたが、聖護院側が却下を要求。事態が平行線をたどったため井筒側が民事裁判に訴え、表示の停止と慰謝料など600万円を請求しているのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  2. 2

    悪いのは告発女性? バナナ日村「淫行」同情論への違和感

  3. 3

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<上>

  4. 4

    安倍首相が怯える 近畿財務局“森友キーマン”証人尋問Xデー

  5. 5

    19歳ガングロで起業し注目「ギャル社長」藤田志穂さんは今

  6. 6

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<下>

  7. 7

    唯一トラックマン未導入でも…勝てる広島の「データ戦略」

  8. 8

    女が嫌いな女3位 伊藤綾子が暗示する“におわせメッセージ”

  9. 9

    巨人が4年連続V逸…広島をマネしたくてもできない断末魔

  10. 10

    OBも疑心暗鬼 巨人・由伸監督“続投示唆”から急失速のナゾ

もっと見る