拉致問題で蓮池薫氏 「安倍首相は言葉だけでなく結果を」

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 北が核・ミサイル開発を進め、日本に打つ手がほとんどない中でも、何とかして局面を打開し、北をその気にさせてやろうという努力は足りなかったように思う。安倍首相もそうですし、加藤拉致問題担当相にも言えます。しかし、核・ミサイル問題が動く可能性が出てきた。内政での政治的目的もあるかもしれませんが、結果さえ出してくれればいいと思う。「やります」という言葉で世論を誘導するだけではなく、これだけ環境が整ってきているのですから、今回は本気で取り組んで結果を出してほしい。安倍首相も「今度こそ」という思いを強く持っていると信じたいです。

(聞き手=本紙・坂本千晶)

▽はすいけ・かおる 1957年、新潟県柏崎市生まれ。中大法学部在学中の78年、郷里の海岸で北朝鮮工作員に拉致される。02年に帰国後、中大に復学して卒業。05年、初の翻訳書「孤将」(金薫著)を刊行、執筆や翻訳に携わる。09年、「半島へ、ふたたび」で新潮ドキュメント賞受賞。新潟産業大准教授として教壇に立つ。専門は韓国語、朝鮮・韓国文化。

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