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出光・昭和シェル ようやく経営統合でも残る「2つの不安」

■村上氏が暗躍する可能性も

 出光家のドン、昭介氏が反対となると、ひと波乱あるのではと勘繰ってしまうが……。

「統合後の新会社には創業家から2人の取締役を受け入れることになっています。おそらく1人は正和氏で、もう1人は昭介氏の次男・正道氏(47)でしょう。この提案には、昭介氏の夫人(82)が深く関わっているのだと思います。息子たちが役員に就くのなら、統合に賛成してもいいということでしょう。創業家の実権を握っているのは、昭介氏ではなく、夫人だといわれています」(ジャーナリストの井上学氏)

 不安材料は、もうひとつある。旧村上ファンド代表の村上世彰氏が統合劇に関わっていることだ。村上氏は、統合に反対する創業家を説得した「立役者」だといわれ、月岡会長は、「村上氏は『無私』の立場で尽力してくれた」と話した。

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