サッポロビール髙島英也社長<4>「品質に自信」は自己満足

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 サッポロビールの販売は、歴史的に東日本に強く西日本は弱かった。社長の髙島英也は、かつて2度、大阪の茨木工場に赴任している。最初が1988年から92年まで、2度目が97年から2002年までと約8年にわたった。いまでこそ西日本でもシェアアップしているが、劣勢の時代だっただけに、苦労を重ねた。

「とくに2回目に製造部長として再着任した時は、もっと工場から発信しなければと思うようになりました。お客さまから『いつものビールと味が違う』『泡立ちが悪い』とお叱りを受けるたび、営業マンと一緒に足を運んでいました。他社には真似できない製法や醸造法で品質には絶対の自信を持っていましたけど、そんなものはつくり手の自己満足なんだと思い知らされた。取引先からも『メーカー発想やから売れんのや』と言われ、実際に店頭に立って販促してみてもなかなか売れない。悔しくて家で泣いたこともあります」

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