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銀座セカンドライフ 片桐実央社長<2>生きがいを失った祖母が認知症に…

 片桐は、おばあちゃんっ子として育った。祖母は東京・亀戸で小料理屋を営んでいたが、共働きの両親を持つ片桐のために店を畳んで孫を育てる道を選んだ。

 2003年、片桐は学習院大学法学部を卒業後、花王に入社。その翌年、祖母が67歳で認知症を発症する。

「物忘れと思い込みが激しくなりました。体は健康だったので、大変な介護をしたわけではなかったのですが、私のことも分からなくなったり、近所の人に迷惑をかけるようにもなったのです」

 その後、祖母はグループホームに入所する。

 恩返しをできなかったという後悔に打ちのめされた。

「ずっとお世話になったのに、自分が社会人になったら、『じゃーね』という感じになってしまって……」

 孫が成長すると、役目がなくなった祖母は引きこもりがちになっていった。しかし、法務・コンプライアンス部門に配属され、仕事にやりがいを感じていた片桐は、祖母の変化に気づかなかった。

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