ちばてつや氏「権力者に堂々とものを言える国であって」

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文句が言えるのは、若者の特権ですよ

  ――自身も若くして死んでいいと思っていた?

 ジョーのライバルで力石徹というキャラクターがいるんですけど、彼が作中で亡くなった後、実際にお葬式をやることになった。劇団を主宰していた寺山修司さんが中心になって、講談社の大きな講堂にリングを造ってね。平日なのにたくさんのファンの人たちが集まって力石の死を悼んでくれた。そのとき、自分の仕事が思った以上に意味があるんじゃないかと感じたんです。日本中の若者がジョーや力石の人生を見て涙したり、感動したり、試合の流れに一喜一憂して応援してくれたり、他の仕事ではなかなか味わえない。ジョーを描きながら、疲れていたと同時に、ある意味本当に充実していた。だから、例えばもし30歳そこそこで死んでも、こんなに充実した人生はないと思えたんです。

  ――なぜ、当時の若者や文化人に支持されたのでしょうか。

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