ウィラーエクスプレス 平山幸司社長<1>人気1位の高速バス

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 近畿日本ツーリストの社員だった平山が、大阪発東京ディズニーランド行きのバスツアーを手がけていたときに、ウィラーの創業者・村瀨茂高も同じルートのツアー商品を販売しており、いわばライバル関係にあった。

「いつもマネをして安売りをする迷惑な会社だなと、当時は思っていました(笑い)」

 スキー旅行など若者向けのツアーを企画する旅行会社を経営していた村瀨が、バス事業に参入したのは、2006年のことだ。

 それまでの高速バスといえば、「疲れる」「汚い」などの理由で人気のある乗り物とは言い難かった。特に女性には、「隣が男性では安心できない」と敬遠されがちだった。

 村瀨には、“これらの不満を解消すれば大きなマーケットになるのではないか”という読みがあった。そこで、快適なシート開発に注力するとともに、女性同士が隣り合って座れるシステムを導入したのだった。

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