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“第四新卒”を積極採用 「森下仁丹」V字回復させた異色社長

「工学部卒で技術系だった私は、商社の執行役員になるのは難しかった。このまま大組織の歯車のひとつであり続けるよりも、歯車を回す側に行った方がおもしろいのではないか。それが転職の理由でした。働く意欲に年齢は関係ありません。実際、入社した第四新卒者がを活気づけています」

 そうは言っても中高年の転職は難しいのが現実。しかし、駒村氏はこの世代が積極的に動くことが日本の産業界を変えていくだろうと話す。

「50歳前後の採用に流動性がないのは彼らが安定を求めて動かないから。ただ、今は大企業でも競争に負けたらリストラの対象になりかねません。サッカーのJ1で活躍した選手も体力的にピークが過ぎるとJ2に行ったりしますよね。それと同じで、もし大企業にいて戦力外を受けるなら中小企業に活躍の場を移せばいいし、中小企業に勤める人で戦略的に不要とされたなら自分の能力が生かせる企業に“移籍”すればいい。中小企業も即戦力として中高年の経験を吸収するつもりで門戸を広げていく。そうすることで産業全体の底上げにつながると思うんです」

 少子化で労働人口が減っている時代、オッサン、オバサンの活躍もまだまだ期待されているのだ。

 (取材・文 中川明紀)

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