ハブ 太田剛社長<3>営業部長時代は強みと個性を忘れて迷走

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 英国風パブ「HUB」などを106店舗運営している「ハブ」。もともとハブは、ダイエー創業者の中内功が設立したものだ。

 大学時代、駅伝選手として鳴らした現社長の太田剛は、1982年夏の就職活動でハブの説明会に出席。「HUBを10年で1000店舗展開する」という壮大な構想に引かれ、大卒定期採用の3期生として83年にハブに入社した。当時、まだHUBは、神戸市三宮をはじめ6店舗しかなかった。

 太田は85年には六本木店店長、86年には渋谷店店長に就き、営業の第一線で力を発揮した。

「HUBは神戸や六本木など、外国人や海外旅行経験者が多い地域は繁盛しましたが、ダイエーの戦略で出店した札幌や平塚はほとんど来客がありませんでした。HUBが採用したキャッシュ・オン・デリバリー方式が、居酒屋文化に慣れた日本人に通用しなかったからです」

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