クリーマ 丸林耕太郎社長<2>ミュージシャンから起業家に

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 丸林はそれから1週間、その大物経営者が言った意味を考え続けた。

「君がもしミュージシャンとして大成功したら、100万人のファンに喜んでもらえるかもしれない。でも、君がレコード会社の社長になって才能のあるミュージシャンを発掘していけば1億人の心を動かすことができる」と、言われているような気がした。

 つまり、「経営者になった方が、1人でミュージシャンをやるより多くの元気を与えられる可能性があるのだよ」と言われたのだと、丸林は1週間をかけて彼の言葉を解釈したのだ。

「これからは、経営者を目指そう」

 人生の景色がまるで変わっていくのを感じた。

 3年間は修業をしようと決め、大手インターネット広告代理店に入社する。

 経営者になるために必要なノルマを自ら課した。上司が、1年9カ月で課長に昇進したという記録の持ち主だと聞くと、まずは、自分がその記録を打ち破ろうと思った。

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