西武ライオンズ居郷肇社長<3>突然、球団社長を命じられる

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 西武ライオンズ社長の居郷肇は、西武グループの「有価証券虚偽記載事件」が発覚した2004年当時、プリンスホテルで箱根地区の総支配人を務めていた。グループ総帥でカリスマだった堤義明が辞任し、翌年、みずほコーポレート銀行(現みずほ銀行)副頭取だった後藤高志が招聘された。

「信頼回復に向けて、コンプライアンスの順守とか内部統制をしっかりやるということで、現場も混乱して大変でしたけど、事業所を売ったり整理したりと大ナタを振るわざるを得なかった。リストラせず、すべて残して再生できたら一番良かったわけですが、それが許される状況ではありませんでしたから」

 リストラの対象になるか、会社に残れるか、サラリーマンには運、不運もある。

 2007年、プリンスホテル傘下の「箱根くらかけゴルフ場」、西武鉄道傘下の「おおむらさきGC」「吉井南陽台GC」の3ゴルフ場がセットで売却された際のことだ。たまたま、居郷がいた箱根では、くらかけゴルフ場が売却対象となった。当時、そのゴルフ場にいた社員は全員、退職して売却先企業への移籍を強いられた。能力や適性、勤務態度とはまったく関係なかったという。たまたま、その直前に売却先に異動になった社員もいたようだ。

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